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対 物 性 愛 .
第19章 捨てる神あれば拾う神あり
"サラサラサラッ…"
風に吹かれている草の心地よい音に
身体全体が包まれた私は…
墨くんに無性に逢いたくなったのです。
「(´・ω・`)」
(ひとりぼっちになった私の味方はずっと
墨くんだった…
もし墨くんが居なかったら今頃私は
あの森に眠っていたはずなんだから。)
白
「おや、どうしましたか?
なんだか思い詰めているような…」
隣にいた白さんは私の微妙な
心の揺れに気付いたのか
心配している様子はないけれど
私にどうしたのかと聞いてくださいました。
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