第18章 パートナーを変更
墨
「へ—。
爺さんアンタ惚けてるんだ( ᯣ _ ᯣ )
それは辛いね。
覚醒と混濁を繰り返しの日々…
そりゃ死にたくもなるよね💚
でも…
死ぬのは自由なんだけど?山はやめてほしいんだよね!
山神が穢れを嫌うからね。」
老人
「死ぬんじゃ!!婆さんのところに行くんじゃ!」
墨
「我儘言わないのジジイ!!
アンタが死ねば死体が腐るだろ?
その腐った血肉が木や草に与える影響が
半端ないんだよ。
まあ、事情を話したところで理解されないけどね💚
でも悪い事は言わない…
僕の見立てによれば
爺さんアンタは長くは生きられない、
惚けて嫌われようがこのまま生きていた方が良い。
自死をした人間の末路はただただ悲しい…
爺さん死ぬなよ、生きて💚」
僕は冷え切った爺さんの肩に手を添えた。
老人
「ありがとの若いの。
いや…お前は…若くはないの…
というより人間じゃないの…
もののけか?」
老人はどうやら覚醒中らしく、
しっかり僕の目を見てそう言った。
墨
「フッ…それはどうかな??
さっ、爺さん村に帰ろうね。
夜の山では死んじゃダメだ
僕が神に叱られてしまうからね。
死ぬなら朝か昼の山で死ねよ💚」
老人
「なんて性格がひね曲がった奴だ!!
爺が叩き直してやる!!
ケツを出せ!!!」
墨
「ケツは、
本当に愛した女の子の前でしか
出さないって決めてんの💚
ほらほら下山下山〜」