第18章 パートナーを変更
女
「これ知ってんだね。」
女は髪から毒草を取るとそれを見つめる。
墨
「安土桃山時代から
それってば自死の"定番"のアイテムでさ
嫌ってほど現場で見てきたから
忘れられるはずない( ᯣ _ ᯣ )」
僕は女の手から毒草を取り上げると
墨
「これが今だにあることに。
それに使う人間が居ることが悲しいよ。」
"パチンッ🫰"
"ボッ🔥"
一気に呪火で毒草を燃やしてしまった。
(あっ、いけないいけない💚
これ燃やしたら煙から毒が出るんだった。)
女
「ちょっと!なんで燃やすの!?
せっかく見つけたのに!!
それに安土桃山時代…?
いったいなんのこと!!?
…ゲホッ💦ゲホッ💦」
女は息が苦しいのか地面に伏せ、
苦しそうに身体を震わせ始めました。
墨
「ごめん、ごめん。
これ燃やすな危険だったんだ。
お詫びに1つだけ言う事聞くから
外に連れ出すまで死なないでね💚」
女
「ゲホッ!ゲホッ!!!」
"スッ…"
僕は女と……
気絶している男を脇に抱えると
氷穴から飛び出した。