• テキストサイズ

対  物  性  愛 .

第13章 あきらめない





そして持ち金限界の最終のバス停に


到着したのはもう当たりが薄暗くなった頃でした。


本当はもう少し先まで行きたかったのですが、


このバス停までの切符しか買えなかったので


皆さんが民家や宿泊所へ向かい歩き始めたのとは違い


私は1人森の遊歩道へ入っていきました。










「ゔぅっ……ゔぅっ………」








森の中は真っ暗だけど


噂ほど怖く感じませんでした。


と言うより、


私の心が壊れてしまったから


なにも感じなくなってしまったが正しいのかも


しれません。







(遊歩道から外れなくちゃ…

遊歩道を歩いていたら…何処かに出ちゃう…)







私はわざと遊歩道から外れ


未開の地に足を踏み入れました。







/ 685ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp