第13章 あきらめない
母がしてくれていた家事全般や
手続きなどを中学生なりに精一杯していたある日、
自宅に"弁護士さん"と叔母夫婦がやってきました。
(おっ、お茶準備しなくちゃ💦)
母がお客様が来た時にしていたことを
思い返してお茶の支度をし、
父と母のお骨と遺影がある客間で待って頂いている
弁護士さんと叔母夫婦のもとにやってきました。
"コトッ"
「どうぞ…」
弁護士
「どうも。」
"コトッ…コトッ……"
「どうぞ。」
叔母夫婦
「ありがとう」
お茶を配った私は…
何か嫌な予感がしながらも座りました。