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対 物 性 愛 .
第12章 琥珀の雨のあと
(本当だったら……
ゲームの途中で逃げ出すことができるかも…)
勝手に連れて来られたんだから、
勝手に出て行っても良いと思うんです。
(口に出したいけど審判さんが、
何処で見ているか分からないから言わないでおこう。)
墨
「あともう少し…この倒木群を抜けたら……」
辺り一面苔だらけで、
素足の私は何度も転びそうになりながら
墨くんと一緒に倒木の向こうへ出ると…
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