第9章 秒
墨
「僕はね、
自分が大好きだよ💚
顔は良いし、頭も良いし、凄いからさ。
だから人の言葉ごときで左右されたりしないよ
されるとしたらそうだね…
それは……が傷つけられた時かな。」
「(#。・д・。#)墨くん…」
墨くんが黒い瞳で真っ直ぐ私を……
いや……
思ってもいない事を言ったのか
右目をピクピク痙攣させながら私を睨んでいます。
(ひぃーー!!悪口言われてキレてる!!💦)
〈ブッ!!くっせぇーー!!
〈ナルシストすぎん!!?
墨
「ナルシストかもね( ⌒ ͜ ⌒ )僕💚ニコニコッ」
(あっ!すっごく機嫌が悪い時に見せる
満面のスマイル!!
危ない!!あの人達やばい!!
とっ、とにかく墨くんのご機嫌伺いをしなくちゃ!)
「黄金虫…持って行くね(人´∀`*;)」
"ポスッ"
墨
「ありがとう良い子だね好き( ⌒ ͜ ⌒ )💚」
(ヒィ—————ッ!!!
これ絶対に激おだよ!墨くん!)
私は墨くんの手から銀色の黄金虫を
様子を伺い奪うと、
欲しがった男性の元に渡しに行きました。