第8章 隣の芝は黒に見える
墨
「なに勝手なこと言ってんの( ᯣ _ ᯣ )
それより早くザクザク切りに行かないと
間に合わないからね?もっと危機感持って。」
「Σ(,,ºΔº,,*)ハッ!ご、ごめん…」
(墨くん、皆んなを助けてくれるんだね!!)
不思議さんだし、ちょっぴり怖い墨くんだけど
なんだか頼もしくて私は惚れ直してしまいました。
墨
「は、
漆でかぶれた足に流水かけて回って。
僕はザクザクザックリ斬り回ってくる💚
フラストレーション溜まってたから
ちょうど良いや💚」
「う、うん!」
そう言うとさっそく、
墨くんは手頃な鍾乳石を破壊し
出た鋭い破片で
もがき苦しんでいる人の腕や腹を次々と
ザクザク斬り始めました。
〈ぎゃーー!!!
〈ヒィィイイイイーーーッ!!!
墨
「動かないでって言ってるでしょうが( ᯣ _ ᯣ )」
〈こえ——んだよ!お前!!
くっ、くっ…来るんじゃねぇ!!!
そんなんで斬られたら……
"ザクッ!"
〈ぎゃ————ッ!!!