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【呪術廻戦】甘く愛される短編集《R18》

第5章 トライアングルのち…【虎杖悠仁&伏黒恵・高専編】




『はぁっ…ぁっ…んっ…恵……恵っ…』

手を伸ばし、キスを強請る潤んだ瞳に負け、顔を近づけて口を塞ぐ。


そうだよな…

お前はハナからセックスがしたいわけじゃないし。


『んっ…んんっ…ふぅっ…ん……』

「雫…好きだ…」

『…………私も好きだよ…んっ…』



嘘つき。



そうだろ?だってお前が好きなのは…


俺の首に腕を回し、目を瞑って舌を絡める雫。


「………」


雫から離れ、細い太腿の裏側を掴んで激しく腰を振った。

『あぁっ…んっ…ぁっ…』

「悪ぃ…っ…イキそ……」

『イってっ……恵…』

「…くっ……」


ギリギリで引き抜き、雫の臍の下に欲を吐き散らした。

『はぁっ……はぁっ……』


クタッとする雫の腹をティッシュで拭き取り、抱きしめる。

『ぁ……恵……』


物欲しそうな瞳が俺を見つめる。
わかってる…キスだろ。
口を開き、唇を塞いで舌を入れる。

『んっ…んんっ…んむっ…はぁっ…』


お前が大好きなキス…
けど男はこんな事してるとどうなるかなんて、もう何十回としてればわかるだろ…

あっという間に再び昂る下半身を雫の太腿にワザと擦り付ける。

『んっ……』

「雫のせいだからな…ちゃんと責任とってくれ。」


俺は雫を反転させると強引に脚を開かせ、後ろからズプりと蜜口に昂りを埋め込んで奥を抉るように突いた。

『あぁんっ…ぁっ…ゃっ……』





いつからこんな風に雫を抱くようになったのか…


始まりは雫が泣いていたあの日だ。


あの日…
泣き続ける雫に対して、頭がおかしくなるくらい嫉妬に狂った俺は弱みにつけ込み、そのまま雫を抱いたんだ。


そこからは、こうなるのなんてすぐだった。


雫は寂しさを埋めるように…


俺は愛しさをぶつけるように…


いや…"俺達"だ。正しくは…



俺と虎杖は、いつからか日替わりで雫を抱くようになっていた。
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