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【呪術廻戦】甘く愛される短編集《R18》

第3章 ヘブンロード【七海建人・高専編】


side 雫

随分前から、建人は五条先輩のように綺麗なスタイルをしていると思っていた。
小さな顔、長い手足、見えない所は勿論知らなかったけれど、目の前にいる建人の体は線が細いながらしっかりと鍛えられ、程よく筋肉がついていて、思った以上に逞しくてドキドキしてしまう。


『んっ…ぁっ…んんっ……はぁっ…』

クチュクチュと舌を絡め合いながら建人の背中に腕を回す。

吸っては転がし、また絡める舌の動きが生き物のようで、頭がクラクラとしてきた。

『ふっ…ぅっ…』

ようやく離れた建人の薄い唇からは厭らしく舌が出ていて、頬も蒸気して赤らんでいる。色気を含む視線と目が合うと、また唇が重ねられる。

「雫…好きです。」

下着を取り去られ、開放された胸の先端を僅かに刺激しながら、ゆっくりと上下左右に揉みしだかれ、下半身が疼いてせつなくなる。

『んっ…ぁっ…わたしも……好き』

建人の舌は胸の中心に移動し、レロレロと舐めたかと思ったらチュウっと優しく吸い、指先で刺激してくる。

次の瞬間、突然の快感に体がビクッと震えた。

『あっ…ゃぁっ……んっ…』

「…雫?」

『ぁっ…何…したの…?』

「舌で先を舐めながら…吸っただけです。嫌でしたか?」

『…ぅん…やめて…それ…おかしくなっちゃう…』

「ふっ、それは…煽りですか?」

『ゃっ…違っ…』

「気持ちいいと言っているようなものでしょう…
ここで止められる男がいるなら見てみたい。」

建人はもう一方の先端に唇を寄せると、舌でチュクチュクと刺激を始めた。

『ぁんっ…ゃっ…やめてっ……』

小刻みに先端を刺激しながら吸い上げられ、感じたことのない快感に腰が浮いてしまう。

『けんとっ…お願い止めてっ……』

頭を押してもびくともせず、胸を刺激する手は下半身に伸びていく。

『ゃっ…あっ…あぁんっ…ぁっ…あん…』

ビクンビクンと痙攣し、全身から力が抜けていく。

「可愛い…胸だけでこんな風になるんですね…」

『けん…と…胸…もう止めて…お願い…』

うぅ…と瞳を濡らす雫が愛おしくて、ドクリと心臓が高鳴る。

「では今度は…」

下着をズラし、ヌルヌルと秘部に触れるとそのまま一本、二本と指が侵入してくる。

『ぁっ…ゃっ…』

「雫…力を抜いてください…」
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