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【呪術廻戦】甘く愛される短編集《R18》

第5章 トライアングルのち【虎杖悠仁&伏黒恵・五条悟 現代編】


「五条先生、今京都に出張中だよね…?」

「関係ないさ…教え子のためならどんな手段を使ってでも帰ってくる。あいつはそういう奴だ。」

「…わかった。」


俺は呼吸の乱れた雫を抱き上げ、部屋を出た。

「雫、大丈夫だよ。今楽にしてやるからな。」

家入さんの言う通り、俺は…


雫が好きだ。


本当はきちんと順序を踏みたかったし、雫の意思ではないのにこんな事をしたくはない。


けど…

『はぁっ…悠…仁…早く……』

耳まで赤くして目を瞑る雫。
小刻みに震え、口は半開きで呼吸は整わず、重い風邪をひいているように熱い。


優しくする。大事に抱く。

雫は…俺が助ける。


急いで自分の部屋に入り、雫をベッドに寝かせると、覆い被さって口を塞いだ。

『んっ…んん…はぁっ…』

銀糸が俺達を繋ぎ、また絡む。

『んんっ…ぁっ、ぁっ………あぁんっ…あっ…』


ガクガクと震え、俺の後頭部を抱える雫。

キスだけでイく程敏感になってるのか…

雫は俺の下半身に触れ、制服の上から荒っぽく擦った。


『あっ…欲しい…悠仁の…はぁっ…早く…挿れてぇ…』

チャックを下ろし、下着の上から俺の形に添って撫でたり擦ったりを繰り返す。


「んっ…雫…」

『悠仁の…おっきぃ……』

「…っ……」

雫はズリズリとベッドの下に下りていき、俺のズボンを下げると下着越しに撫で、愛おしそうに舌を這わせた。

「雫……」

『あ…舐めたい…欲しい…』

「…舐めて。雫。」

『うん…』

俺の上に覆いかぶさると、サラサラの髪を自分で耳にかけ、俺の下着を脱がせて昂った自身を口に含んだ。

「んっ…はぁ……」

初めからジュプっと咥えて裏筋に舌をあて、吸い上げながら上下に扱く雫。

『んっ…ふぅ…』

ジュルジュルと吸い上げ、恍惚の表情をする雫の顔をよく見たくて、落ちてくる髪をよけるように触れる。

「はぁ…気持ちいいよ…雫」

『ん、良かった…悠仁…』


勘違いするなってのが無理。

大丈夫、今だけ。今だけだから…


「雫…出ちゃいそう。挿れてもいい?」

『はぁっ…んっ……挿れて…』
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