第4章 あなただけは絶対に嫌なんです

しばらく2人に沈黙が続いた。



はぁ…と悟がため息を吐いて服を着始めた。

それを見て、しずくもまた服を着る。




「……………。」




服を着ても、悟はしずくの部屋から出て行こうとしなかった。

再びしずくのベットに座ると、ポツリと話し出した。




「……確かに、こんな事を毎日続けてたら、再婚より面倒だ。」

「………………。」

「ちゃんと話し合いをしよう。」




やっと悟が同じ土俵に入った。