第3章 今夜不貞を働きます
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……。」
「………………。」
満足そうに体を赤らめて余韻に浸っているしずくを見下ろして、悟は頭が真っ白になる。
(何考えてんだこの馬鹿嫁は💢)
いくら避妊薬を飲んでいるからと言って、自分の夫以外に避妊しないで中出しまでさせる。
許されない光景に、悟の怒りが沸々と湧いてきた。
「……あの……。」
どう怒りを収めるか考えていたら、しずくはオズっと声をかけてきた。
「……足りなくて……もっとして下さい……。」
「………………。」
ああ…もう…限界だ。
「っきゃあっ…!」
いきなり足を掴まれて、しずくの中に再び悟のモノが入ってきた。
さっきまで丁寧に扱っていたしずくの体にかぶり付く。
悟の唇がじゅっとしずくの肌を吸い上げると、そこに赤い痕が点々と残っていく。