第3章 今夜不貞を働きます
どうせ一回では治らなそうだ。
「っ…はぁ…ん…んん…っ!」
しずくの頭を押さえつけて、何度もキスをしながら腰を動かした。
込み上げてくる射精感を我慢するのはいつぶりだろうか。
いつもは全く思わないのに、今はまだこの中に入っていたい。
キスを繰り返すのは、少しでも唇を離してしまったら、声が出てしまいそうだからだ。
(っ…精子上がってきたっ…。)
ゾクゾクとした感覚が下半身に集中して、もうしずくの中で腰を振るのも限界だ。
(このまま中に…っいやダメだろう…。)
しずくは他の男に抱かれていると思ってるんだ。
他の男と中出ししたなんて、そんな事覚えさせる訳にはいかない。
悟が射精の為に動きが早くなった時に、しずくの足が腰に絡んできた。
「っ?!」
悟は焦ったが、沸き上がってくる精子は止まりそうも無い。
「っああっいいのっ…このまま中でっ……。」
「っっ!」
しずくのその言葉を聞きながら、悟はしずくの中に久しぶりの射精をした。