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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第11章 この最低男


ちゅっちゅっと何度も唇を合わせて、舌を絡めた。

あんなに嫌いと言っていたのに、しずくは悟からのキスを素直に受け入れている。




(何なんだよ…。)




悟はぎゅっと目を顰めて、唇を離すとしずくを抱き締めた。




「……もう七海が居ても意地悪しないから…。」

悟の声が耳元で小さく聞こえた。

だけども抱き付いている腕は痛い位だった。




「七海と沢山恋愛していい…。」

僕がしずくにしてあげられない事を七海で満たしてきてもいい。

「…恋愛してSEXしたって構わない。」

だけど、七海との子供だけは作らないで。




「だから離婚しないで… このまま僕と暮らそう…。ずっと…。」




僕の奥さんはしずくしか考えなれないんだ。

もうずっと前から。




ああ…なのに…。

やっぱりしずくは僕の気持ちに応えてくれなさそうだ。




何も言わないしずくを抱き締めながら、悟はゆっくり目を閉じた。

















離婚話はしずくの勝ちの様だ。






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