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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第11章 この最低男


「… しずく、七海との時間は楽しかった?」

スッと顔を近付けて、悟はしずくの顔を覗き込む様に言った。




機嫌が悪い理由はそれか…。

しずくは目を薄っすら開けて、面白そうに笑っている悟の顔を見た。




「ねぇ、七海とどんな話するの?」




『そろそろ、夜会いましょうか。』

急に七海の言葉を思い出して、彼が触れた手の感触が蘇った。




その時の気持ちまでぶり返って、かぁっと顔が熱くなって、体がさらに疼いた。

「あっ…。」




七海を思い出して、情欲が更に濃くなったしずくの顔に、悟は目を細めた。




さっきよりも体をくねらせて、下半身の疼きを耐えている様だった。

(……もう限界だ…。)




「悟…お願いだから……どうにかして……。」

目を潤ませながら、縋るようにしずくは悟にお願いした。




やっと聞けたしずくの甘い声は、自分以外の男を思い出して出た声だった。





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