第9章 とても変な夫婦関係です
乳首もたいして触れていないのに、もう固くなっている。
こんな簡単で心配だ。
本当にすぐに他の男を好きになりそうだ。
悟はすでに突起している乳首を舐めながら、しずくの中に入れる指を2本にする。
「あっ…やっ!悟……どういうつもり?!」
ビクビクッと体を痙攣させても、まだ悟に問う理性はある様だ。
「僕を好きになる?面白い。なってみなよ。
そしたら確かに僕には必要無くなる……。
離婚してやるよしずく。」
悟が言った言葉に、一瞬思考が停止した。
目を見開いて驚いているしずくに、悟は自分のモノをグッと押し入れた。
「!」
まだ慣れていなかった中の刺激で、しずくは我に返った。
「…どうした?僕と離婚したかったら、僕を好きになるのが1番手っ取り早いって言ってるんだよ。」
そう笑って話す悟に。
何を言われているか、しっかり理解出来ないのに、しずくは何故か涙が出た。