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【呪術廻戦】五条悟の奥様は離婚したい【R18】

第8章 私の初恋でした


そう言って、しずくの髪の毛を離すと、悟は部屋から出て行った。

結婚式からの疲労も溜まって、しずくは出て行った悟をただ見送って、そのまま目を閉じた。









「っ!」




どの位寝たのだろうか。

カーテンの外が明るいのを感じて、しずくは目を覚ました。

体を起こそうとして、下半身に鈍い痛みが走った。




自分の体の情事の痕を見て、しずくは目を細めた。

(…そうだ…悟は?)

しずくは簡単に着れる部屋着を探して着ると、リビングに向かった。




「おはよう、起きて大丈夫なの?」

リビングにはすでに高専の制服を着た悟が居た。

「あ…おはよう…。」

今から仕事に行くのだろうか…結婚初日なのに…。




しずくの顔が少し曇ったのを見て、悟は目を細めた。

「……しずくはゆっくりしてなよ、僕は別に自分の事は自分で出来るから…。」

ニッコリ笑って、一見気を遣っている様に見えるのに、悟の言葉に何の感情も感じなかった。

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