第4章 #02―シラユリ―
エレン達と部屋に向かう途中に思い出した。
あ!そういえばサシャ?に晩御飯のパン少しとってあげてたんだ!まだいるかな…?
「ごめん!ちょっと用事思い出したから3人とも先戻ってて!」
ミカサ「わかった」
エレン「なんだよ用事って」
アルミン「いくら敷地内だからといって、夜に1人は危ないよ??」
「大丈夫大丈夫!風邪ひく前に3人とも行った行った!」
――――――――
パンを抱えてサシャを探す。
すると同じように水とパンを持った金髪の超絶美少女と出くわした。
この子すっごい可愛い!
「あ、あの!お名前は???」
クリスタ「カリンさんだっけ?私はクリスタ・レンズ、よろしくね!」
ぽっ…///
〜〜〜っ!危ない!惚れるところだった。
「うんうん!カリン・ヴァイオレットです!よろしく!」
クリスタ「こんな時間にどうしたの?」
「あ、走らされてたサシャ?って子ご飯食べてないだろうから分けてあげようと思っt――きゃっ!」
茂みからなにかに襲われた!手に持っていたパンが姿を消している。
少し先を見ると、野生動物?ではなくて四つん這いの人だった。パンを加えている。
「?!」
サシャ「パァン!!!!!」
「な、なんだサシャか…。びっくりしたじゃない…!」
サシャ「すみません!パンを見つけたのでつい!!」
「いいよ、もともと貴方にあげるためにこっそり持ち出したものだったから。」
クリスタ「カリンもだったのね!笑私の持ってきた分は要らなかったかしら?でもパンの前に水を…」
サシャ「女神様…?天使…?」
クリスタ/カリン「「????」」
サシャ「貴女方が女神様と天使様ですか???!!」
うぉおおお女神いいいいいいいい!と言いながら、左の手でサシャの足、右の手で私の足にまとわりついてくる。
けどそのうち力尽きて寝て?気絶?してしまった。
まぁ死ぬ限界まで走るメニューだったから仕方ないか…。
ユミル「お前ら何してる?」
クリスタ/カリン「この子にご飯を分けてあげようと思って」
ユミル「ふーん、お前ら、良いことしようとしようとしてるだろ?」
そう言いながら気絶したサシャを担ぐユミル。
クリスタ「あなたも良いことするの?」
ユミル「コイツの馬鹿さは使える。今のうちに恩を着せとくのさ!」
(な、なるほど…。