第4章 #02―シラユリ―
サシャ「冷めてしまっては、元も子もないので…今食べるべきだと判断しました。」
キース「いや…分からないな…。なぜ、今貴様は芋を食べた…」
サシャ「それは…なにゆえ人は芋を食べるのか…?という事でしょうか??」
―ハッ!
芋を2つに割るサシャ。
サシャ「チッ…」
キース「…。」
サシャ「半分…どうぞ…。へへ」
キース「ハン…ブン…?」
――――――――――――
コニー「おい、あの芋女まだ走らされてるぞ」
マルコ「凄いな、5時間ぶっ通しか…」
サシャのご飯少し取っといてあげよう。可哀想だし。
マルコ「でも、死ぬ寸前まで走れと言われた時より、飯抜きだと言われた時の方が、悲壮な顔してたよな、」
コニー「ダウパー村って狩猟民の村だよな…?」
エレン「ん?あれは?」
坂を登っていく荷車を見つける。
ミーナ「脱落者よ、開拓地行きを志願したの。」
「まだ1日目なのに…」
エレン「仕方ないさ、力の無いやつは去るしかない…」
マルコ「そういや、お前らの出身聞いてなかったな、どこなんだ?」
エレン「こいつと同じ、シガンシナだ。」
「私もシガンシナ区、エレンやアルミン、ミカサとは幼なじみなの。」
マルコ「そうだったのか…それは…」
コニー「じゃぁ、その日もいたんだよな?」
マルコ「お、おい!」
何、コニーってもしかして、デリカシーないタイプ…?