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12歳年下の彼に溺愛される話

第61章  2024年4月12日



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2024年4月12日

その日は…、朝からシャワーを浴びて
適当に朝ご飯を済ませて
同棲しているテラスハウスを後にした。

港斗君には、ふたりには
準備があるから時間ゆっくりめでって
お願いをして貰ったから。
こっちには双子のふたりは、
19時半頃に来ると言う事だった。

今日は…
定時ピッタリでここを出れる様に
仕事をちゃんと…終わらせないと…と
巴は…ペース配分しながら、
午前中の仕事に取り掛かっていた。

私が勤めている職場は、
神戸の垂水にある
今住んでるテラスハウスからは
車で12~3分位の同じ市内の
伊川谷の…方にあるそんなに
大きくない企業なんだけども。

職場から垂水のコストコへは
車で15分程の場所で、
コストコからテラスハウスまでも
車で15分程の距離だ。

『ごめぇ~ん、友坂さん。
この後、業者さん荷物取りに来るから
悪いけど対応して置いてくれる?
これから、ちょっと会議あるから』

と…自分が勤めている部署の
直属の上司である大谷さんに
荷物の受け渡しを代わりにして置いてと
そう言われて…返事を返した。

「はい、荷物の引き渡しですね。
かしこまりました」

『すいませぇ~ん、
お邪魔しま~す。
水嶋運送です、お荷物…
お預りに参りました』

「すいません、
いつもありがとうございます。
本日の分は…こちらに…」

巴が荷物を引き取りに来た
業者が名乗った企業名を聞いて、
ハッとする…。
水嶋運送…って、
あれ?この人の声…どこかで…。

『何や、何や…どっかで
見た事ある顔やわぁ思っとったら。
誰や、巴ちゃんやんか。
どうも~、いつもお世話になっとります』

そう営業用の爽やかな口調から
コテコテの関西弁になって。
どこかで…聞いた事ある…声って
思ったら、あの時の…双子の片割れの
水嶋來翔さんだった。

「水嶋さん…って、うちの会社と
取引と言うか…契約してたんです…ね…
いつもは…荷物の引き渡しは、
別の担当の者が…対応してたので…
全く…気が付きません…でした…」

『水嶋さんなんて、そんな
他人行儀な呼び方せんといてぇや。
俺と…巴ちゃんの仲やんか?
な?俺の事はぁ、來翔でええんやで?』


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