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12歳年下の彼に溺愛される話

第59章 お風呂えっち



そのまま…彼の
キングサイズのベッドで
愛し合って……裸のままで
寝落ちしてしまっていたみたいで。

肌寒さを憶えて…目を醒ますと、
時間は…翌日の…
月曜日の1時過ぎだった。

隣で眠っている彼を揺すって起こして
明日…と言っても
今日は仕事なのだから
身体を綺麗にしてお風呂に入って
それから…ちゃんと
パジャマを着て寝ないと。

春になって暖かくなっては来たとは言え、
まだ…裸で寝たら朝と夜は
気温が下がるし風邪を引いてしまいそうだ。

『…ぅ…ん?
巴…さ…ん?
もう…1回したい…ですか?
んんっ…もう…朝…ですか…?』

そう言って気怠そうにしながら
彼が身体を起こして。

「それ…とりあえず…、
片付けないと…ダメじゃない?」

ちゃんと…ゴムを処理しないままで
寝落ちしてたから…彼のそこに
引っ掛かったまま…になってる
ズレズレになったゴムを
巴が指さして。

眠そうな彼を連行して
バスルームで下半身を綺麗にすると。
身体はシャワーを浴びて流させて
一緒に張ったまま放置していた
湯船に浸かって身体をぬるめのお風呂で
温めると…パジャマをきちんと着直して。

私と…彼との…同棲開始の
初日を…終えた…。

トーストとサラダと
ベーコンエッグと
コンソメスープで朝ご飯にして。

月曜日は燃えるゴミの日なので
家を出る時に…テラスハウスの
共同のゴミ捨て場に
燃えるゴミを捨ててから。
会社に向かうのに
車に乗り込む前にキスを
して欲しそうにしてる彼の
頬に行ってらっしゃいのキスをして。
職場に向かう彼を見送ってから
自分も車に乗り込んで職場へと向かった。



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