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12歳年下の彼に溺愛される話

第56章 神戸市立王子動物園



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2024年 4月6日

その日は…ジャガーホテル神戸ノースの

ベッドの上で私は朝を迎えた。

宿泊特典で…朝食が選べるから。

私は朝食のメニューの中から

エッグベネディクトセットにして。

彼は朝からがっつりカツカレーを食べていて。

ホテルを出ると、車を取りに行って。

車で今日の…デートの目的地である

昨日夜桜の通り抜けをした

神戸市立王子動物園を目指す。

今日は…朝の9時から…開園するから

私と彼が着いた時にはもう開園していて。

入口のゲートの前に行列は無かった。

今日はお天気もいいし、桜も満開だから

王子動物園は神戸でも定番の

お花見スポットだから

お弁当とブルーシート持参の

お花見客で…園内は賑わってるだろうな…。

タンタンの献花台が設置されていると

言う事だったので、ここに

来る前にお花屋さんで

献花台のお供えする小さな

ちょっとした花束を作って貰って

お花屋さんが…タンタンの献花台に

備えに行くのだと伝えていたからなのか

ラッピングされているビニールに

パンダのシールを貼ってくれた。

入口で…大人600円の

料金を支払ってチケットを購入する。

入園ゲートをくぐった先には…

王子動物園と言えば…の…

フラミンゴが出迎えてくれる。

『あっ…この匂い……、
そうこれこれっ
この…入口のフラミンゴの匂いが…
王子動物園って感じがしますよね?』

…動物なので…ある程度の
匂いがする…物ではあるんだけど…。
こう…入口のゲートをくぐった
瞬間から…熱烈な…歓迎を受ける事になる。

でも…この…ウエルカムスメルが
ここに来たなぁって思わせてもくれる。

「うん…、この匂い嗅ぐと
動物園…来たなって思えるね…」

『とりあえず…一番に…
タンタンの所に向かいましょうか?』

出ないとお花を持ったままで
園内を回る事になるので、
彼が先にパンダ舎に行きますかと
こっちに声を掛けて来て。

「うん…そうだね、
先にタンタンに挨拶してから
ゆっくり動物園デートにしようよ」



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