第55章 2024年4月5日
奪われていたキスの主導権を
彼の方から奪い返して。
自分の口を彼の耳元に寄せると
あむ…っと軽く耳たぶを甘噛みする。
スルスルと…自分の手を彼の
背中から前に回して来て、
鍛えられた胸板を手の平で撫でる。
「だって…えっち…するの…
久しぶり…だから…ッ…」
『嬉しいですけどね…
巴さんの方から…
積極的に求めて貰えるのは…』
クリクリと…指で
彼の胸の突起を弄ってみるけど。
男の人ってあんまりそこは
感じない…みたいで…。
こっちが…そうしてると…
クリクリと…お返しの様にして
彼が指でこっちの、
胸の先の突起をいじいじと弄って来て。
「んぁあぁ…ん…ッ…」
ピン…っと…弄られて
硬くなって来た突起を
指先でピンっと弾かれてしまって。
ビクビクっと…ベッドの上で
身体を跳ねさせてしまった。
ピンっと…弾かれると
硬くなりかけてた突起が
その刺激に反応して更に硬くなって来て。
もっと…ここを弄ってって
自己主張する感じになって来る。
ピンピンピン…と…指先で
細かいリズムで先を弾かれると。
アソコがじんじんとして疼いて来て。
もじもじと…両膝を擦り合わせてしまう。
「んっ…、あん…っ…んんっ…」
『優しく…しましょうか?』
ピンっと…弾いていた動きをやめると
スリスリと指の腹で突起を
彼が優しく擦って来て。
甘い…蕩ける様な痺れが…
自分の胸の先の突起から広がる。
「んんぅ…それ…も、気持ちい…い…」
きゅ…っと両方の突起を
彼に指先で摘ままれて
摘まんだままでクニクニと揉まれる。
ツン…と先の部分に指を押し当てて
押し込むようにしながら
小さな円を描いて弄られて。
さっきのも…これも…気持ち良くて。
「あぁ…んっ…先…ばっかり…ッ…」
『ずっと指で弄ってないで、
ここ…舐めて欲しい…って意味ですか?』
クリクリと…小さな円を描いで
突起を弄りながらここを
舐めて欲しいかと彼が聞いて来て。
そうされるのを…想像してしまう
じゅん…と…アソコが潤って来て。
濡れて来てるのを感じる。
「んんっ…舐めて…ほし…い…ッ」