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12歳年下の彼に溺愛される話

第37章 世界一の朝食




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2024年2月11日

何気なくテレビを見てたら、
丁度…南京町の春節祭の
ニュースがテレビでやっていて。

『あ、これ…この
インタビューされてる人の
後ろの方に居る、これ…
エビちゃんと小林君じゃないです?』

部屋の置いてあった
コーヒーメーカーで
彼がコーヒーを淹れてくれて。

お風呂のお湯張りを待っている間、
コーヒーを飲みながら
ウエルカムスイーツの
アーモンドチョコを摘まみつつ。
何気なくソファでまったして
テレビを見ていたんだけど。

昨日から南京町の春節祭で
そのニュースが流れてて
インタビューを受けてる人の後ろに
あの2人が映ってると彼が言って来て。

2人にLINEをしてたんだけど、
こう言うインタビューって
結構何回も使いまわしてるから。
もしかしたら昨日から、
流れてたのかも…知れないけど…。

「あのふたり…デートしたんだね…」

『そうですね、南京町も
大勢の人で賑わってたみたいですね。
特に予定も無いですし、
チェックアウトしたら、
僕達も春節祭見に行きますか?』

「あっ…あのねっ…。
今日は……ある場所を…
時間指定のチケット…を…
インターネットでね、
その、買ってあるんだけど…」

『ある場所…ですか?』

彼が聞いて無かったと
言いたげな顔をしてたけど
今…言ったのだから当然だ。
彼は割といつも内緒で
あれこれと計画したりするし。
こっちも…内緒で…何かって
考えてたんだけど。

神戸のアトアは…前に…
いつか行きましょうねって
彼が言ってから、何かの時に
行こうって考えてるんだったら
今日じゃない方が…良いんだろうなって。

だから…気になってる
別のある場所の時間指定チケットを
事前にネットで買って用意して置いた。

「ここからなら車で15分も
掛からない位の場所あるんだけど…」

ここのホテルのチェックアウトが
11時とか位までだったから
時間は午後で…チケットは
予約して置いたんだけど…っ。

朝の時間の優雅なバスタイムをして。
着替えて、身支度を整えた。

『じゃあ、そろそろ
朝食に行きましょうか』

そう言って自分達の部屋を後にして、
螺旋階段の方へ向かうと
窓の部分からイグレックが見えて来る。


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