第32章 2024年2月8日から9日
もう…あのアソコに当ててた
コットンは午前中に外してるし
匂いなんて…とっくに…飛んで行って
残ったりなんてしてないはずなのに。
ぎゅううと…
後ろから彼に抱き締められて。
身体の匂いを確かめられてしまう。
「な…何も…つけてない…よ?」
『じゃあ、何か変えました?』
「か、変えてない…よ?」
実際に…何も変えてない。
シャンプーも化粧水も…
ボディクリームもいつも通りだ。
『何か…良い匂い…しますよ?』
「あ、ミルフィーユ鍋にしてるから
その…豚肉の匂いかな~って」
いいえ…と彼が首を左右に振って。
その匂いじゃないと言って来る。
『ご飯が良い匂いじゃなくて、
そう言う感じ…の匂いじゃなくて…
こう…もっと…良い匂いが…
巴さんから…
してるんですってば…』
ひょい…と抱き上げられてしまって。
そのままリビングのふわふわの
センターラグの所に運ばれる。
『どこから…良い匂いがするのか…
嗅いで…確認してみないとですね?』
「やっ…、んんっ…嗅いじゃ…ダメッ…」
そう言いながらこっちの
首筋の辺りに顔を埋めて来て
すうぅうううと…吸って
匂いを嗅がれているのを感じる。
『巴さんの…匂いはしますけど…、
ここじゃ…無さそう…ですね…』
そう言いながら…ニットの上から
両胸を寄せられて、谷間に
顔を埋める様に匂いを嗅がれる。
『僅かに…甘い香りがしますけど、
ここでも…無さそう…ですね…』
「もう…、嗅ぐの…お終いッ…
晩御飯……が…先ッ…んんっ…」
いつの間にか…身体の後ろに
手を回して来てブラのフォックを
彼の手で外されてしまっていて。
それまであった、おっぱいを
支えていた締め付けから解放される。
『ご飯よりも先に、今が
食べ頃の…巴さんを頂きますね』
ニットの上からおっぱいを
彼の手に揉まれながら、
キスで口を塞がれてしまって。
「んっ…んっ…、あんッ…」
グイっと…着ていたニットを
彼が上に捲り上げて。
一緒にブラも上に引き上げられて。
その下に隠れていたおっぱいが
リビングの明るみの下で露わになる。
『ほら…、巴さんのここも
食べて欲しそうにしてますよ?』
ツン…と舌先で…先端の突起を
彼が突いて来るから…、
アソコがじん…と熱くなって来て。