第28章 城崎温泉の…朝
磯を模した造りをした
タッチプールのお魚に
エサやり体験をして。
手にオキアミの匂いが付いたので。
手を洗って…DIVEから、
順路に沿って、Tubeに戻ると
アシカのいるエリアの方に
人の流れが出来ていて。
『ペンギンの散歩…見て行きますか?』
このアシカのいる岩場を模した
水槽の先には、アザラシが居る
チューブ型の水槽があって。
そのチューブ型の水槽を
アザラシが通り抜けるのを
地下から見れる地下通路の先に、
凄い人に寄って来るペンギンが居る場所がある。
「うん、ペンギン歩いてるの観たいな」
ペンギンのいる水槽の角に
いつも3匹ほどペンギンが居て。
ペンギンが近すぎて、上手く
カメラに収まらない問題が
発生しながらもカメラでペンギンを撮影した。
ドアップな…接写のペンギンが
数枚撮れてしまっていた。
『相変わらず…ここのペンギンは
人慣れし過ぎてるのか
距離感がバグってますよね?』
ペンギンの散歩は、ペンギンさんの
気まぐれなので、参加したいペンギンさんが
多い回もあれば少ない回もあって。
その時間に入口に集まって来てた
ペンギンさんが散歩する…のだそうで。
ペンギンのプールから
私達の目の前をよちよち歩きで
ペンギンが歩いて前を通って行くのを
写真に撮りながら見守って。
可愛かったねと言いながら、
その先に進むと、大きなウミガメの
オブジェが立っている
海の景色を楽しめるエリアがあって。
荒々しい冬の日本海の景色を楽しめる。
海の写真を数枚撮って。
一緒に日本海をバックに
記念撮影をして。
その先にあるのが、
この城崎マリンワールドの
名物だと私が思ってる。
アジ釣が楽しめる釣り堀と。
釣ったアジを天ぷらにしてくれる
アジバーがある場所に出て来る。
『巴さん、
ここのアジ釣はされたことは?』
「ここのアジ釣の糸って
すぐに切れちゃわない?」
アジ釣の道具は券売機でチケットを
購入してカウンターで渡して貰える。
針がセットされた竿と
エサのオキアミが入った
シリコンカップに
子供が砂遊びで使う様な
カラフルな小さいバケツを貸して貰えるから。
道具は何も要らないし
持ち込みは禁止なんだけど。
針が付いてる部分の糸が
細くてすぐ切れる糸になってるから。