第27章 城崎温泉の…夜
「んあぁあっん
あぁ、んっ…あぁああっんッ」
『巴さん…。
巴さんから僕に
キス…して貰えませんか?』
自分の身体を捻ると
片方の腕を大きく上げて
彼の肩に片腕を回して。
キスをする。クチクチと
お湯の中でクリトリスを弄られて。
ビクビクっと…身体を
跳ねさせながらクリイキしていて。
ヌルっと…指が…中に入って来る。
さっきまで彼自身を
受け入れていた中には…
彼の指での愛撫では…、
気持ちいいのに…
わびしい様な…物足りなさがあって。
「ふぁあんっ、あんっ、
あぁ、み、港斗…君…指じゃ…
なくって…、ああぁんッ!」
『指じゃ…物足りない…ですか?
ちょっと…待ってて下さいね…』
そう言ってバシャと…
五右衛門風呂から出ると。
ベッドの所にコンドームを取りに行って。
ベッドの横に立ったままで
彼がゴムを自分のペニスに
着けている所を…ちらちらと…
見てはダメな気がしつつ…
そんな恰好でゴム着けてるのが
何かえっちだな…と見てしまって居て。
『巴さんのえっち…
さっきから見すぎですよ?』
お風呂の縁を掴んで
後ろからペニスで貫かれて。
バチュンッバチュンっと
バックで動かしやすいからか
最初から激しくピストンされてしまう。
「ああんっ…んんっ、あああぁ
あっ、あっ、んぅ、はぁ
あああぁ―――んんんっ!!」
後ろからの激しいピストンで
あっという間にイカされて
しまって。
バチュンッバチュンと
お尻に腰を打ちつけられて
その彼の勢いで押されそうになる。
「んあああっ、やああぁっ
んんっ、やっ、あぁっ
港斗君…は、激し…すぎッ…あぁんッ」
グイっと…こっちの肘の上を
彼が掴んで後ろに引き寄せられながら、
バチュンッバチュンと腰を
激しく打ちつけられてガクガクと
足を快感に震わせながら。
「んやあああっ、んあはアッ
あああぁぅ、あん、ああぁああ゛!!」
ガックリ…と…深い絶頂に
姿勢が保てずに項垂れていると。
こっちの身体を後ろから
抱き寄せる様にして
腰をグリグリとグラインドさせて来て。
中を彼のペニスにかき混ぜられてしまう。
『巴さん…、
身体、大丈夫…ですか?
ここじゃなくて…、
ベッド…で…愛し合いますか?』