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12歳年下の彼に溺愛される話

第21章 2024年1月1日




天井にシーディングファンが
ついてて、船の客室みたいな
豪華な内装のラブホテルだ…。
前に行った時にまた行きたいねって
話していたのを思い出した。

『っと…話し込んでしまって
時間経ってましたね。
巴さん、また、LINEしますね?』

同じ家なのに
LINEで話をするのも
それはそれで違和感もあるけど。

自分の部屋に戻って行く
彼を客間から見送って。
ベッドの上でゴロゴロしながら
彼とLINEで話をする。

LINEでやり取りしてると
彼に声を掛けに来たようで。
お風呂に行って来ますと言う彼に
行ってらっしゃいのスタンプを返して。

ゴロン…とふかふかのベッドで
巴は寝がえりを打って。
横を向いて、また上に戻ると。

ぼんやりと天井を眺めた。

いつもと寝心地の違うベッドと

いつもと違う部屋の天井。

そしてここは…彼の実家…で。

港斗君が…穏やかな人柄だから

彼のご両親も…穏やかな人なんだろうなって

何となく思ってたけど…。

今日が…無事に終わって良かったなぁ…って。

2024年は…新年早々…、

イベントが目白押しで

…忙しい1日だったなぁ…。

最初は1日にこっちの彼の実家に泊って、

2日に私の家に泊まろうかって

そんな話もしてたんだけど。

うちの両親の都合もあったし

彼も…私と一緒に過ごしたいと言ったから。

こんな感じの1日になったんだけど…。

「いいご両親で…良かったぁ…」

張り詰めていた緊張の糸が緩んで、
色々あった今日の疲れが
一気にどっと押し寄せる様に感じて。
巴はそのまま眠ってしまっていて。

目を醒ますと…、1月2日に…
日付が変わってしまっていた。

電気を点けてたままで
眠ってしまっていたので。

LINEのアイコンに赤い丸がついていて
LINEを確認すると、お風呂を済ませた後に
彼からLINEが来ていたが。

素直に寝落ちしてしまって居たと
彼に伝えると、巴さんも
色々今日は大変でしたもんねと…
ゆっくり休んでくださいと言われて。

港斗君におやすみなさいをして。
部屋の電気を消すと、巴は
客間のベッドに潜りこんだ。



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