第18章 12歳年下の彼とクリスマスする話
『巴さん…』
「……ん…?…」
『メリークリスマス…』
ズンッと…腰を奥に押し込んで来て。
「んあああぁ…ンんッ……、
はぁ、あぁ…んんっ、
い、今…それ…、い、言う…の?」
不意打ちのメリークリスマスに
戸惑いながらも…、巴は…
噴出してしまいそうになって。
『今…言っちゃ…ダメでしたか?』
どこにでもある様な…
恋人同士のクリスマス…を。
当たり前の様に…一緒に過ごして。
彼と過ごす…クリスマスが…
当たり前に…なって行く…のかなって。
「ううん…、ダメじゃないよ…。
港斗…君…メリークリスマス…」
『プレゼント…は…今…
巴サンタさんから、
現在進行形で…
頂いちゃってますけどね?』
ズンッズンッ…っと…、
緩めていたピストンを
彼がまた再開して来て。
パチュン…ッ…パチュン…
パン…ッ…パンッ…パン…ッ
「ああぁあ…んんッ…!
あはぁ、あぁっ、ん、
あ、ああ゛ああぁ―――ンッ!!」
『巴さん…
…く…っ、…うぅ、ぁ…』
普段は…こうしてる時に…
殆ど…彼が…声を漏らしたりしないのに
今夜は…、彼も…感じて…昂ってるのか
その顔を…快楽に…歪め…ながら
声を…漏らしつつも…。
パンッパン…と…壊れちゃいそうな
激しい力強いピストンをして来て。
喘いでいる…うちに…、
目の前が…真っ白に…なって行く。
パンッパン……パンッ…
「あああ゛ああぁっ、あぁ、
んんぅ、はぁ、ああ゛あぁあ――ンッ!」
ギュウウっと…自分が絶頂を
感じて、自分の中に居る
彼を…締め付けて
巴が締め上げる。
『……くぅ…ッ…、ぁ…あぁ…ッ』
ズル……と…自分の中から
さっきまであった質量が
無くなったのを感じると同時に、
彼が吐き出した精液が…
巴が着て居る…
赤いベビードールの上に
…飛び散る…のが…見えて…。
『巴さん……ッ』
こっちにキスをしながら
そのまま…彼がズルズルと
こっちの上に乗ったまま崩れて来て。
体重を掛けられてしまって、
下で押しつぶされた様になってしまって居た。
しっとりと…身体に汗を掻いている
彼の身体をぎゅっと巴が抱きしめて。
「港…斗君……」
『すいません…巴さん…』