• テキストサイズ

12歳年下の彼に溺愛される話

第17章 彼と私のクリスマス





ーーーー
ーーー
ーー


2023年12月23日

寝る前に…明日は何時に
ここを出ましょうねって
そんな話もして居なくて。

いつも通りの…時間に、
アラームが鳴って
巴が目を醒ました。

隣で眠っていた彼は、
まだ…眠ってるみたいなので。
そっと脚付きマットレスを抜け出して。

おトイレを済ませて
朝ご飯の支度をしに
キッチンへと向かった。

昨日のチーズフォンデュの
多めに溶かしてたチーズが
まだ残ってるので。
それを伸ばして残ってた
具材とチーズリゾットにして。

リゾットを作る用意をしつつ
冷凍のホウレンソウを
ココット容器に敷いて。
その上に卵を割って乗せて
それをトースターで焼いて置いた。

冷蔵庫に残ってた
大根やら人参やら
キャベツの芯に近い所と。
中途半端になってた玉ねぎを
カットしてコンソメスープにして。

「そうそう、最後の
シュトレンを食べないとね」

今日の朝で食べきる様に
計算してカットしてたから、
端っこは形が歪だけど、
残っていたシュトレンをカットする。

『巴さん…、
ふぁ…、おはようございます…』

「港斗君、起きたの?おはよう」

眠そうにしながらも、
朝ご飯にはコーヒーが飲みたい彼は
コーヒーメーカーにコーヒーを
セットしながらもあくびをして居て。

先に顔を洗って来ますと…
そのまま洗面をしに行って。
顔を洗って目が醒めたのか、
いつもの港斗君になってたけど。

一緒に朝ご飯を済ませると、
いつもみたいに彼に後片付けを
一任して、洗面をして身支度を整える。

あの結婚式の時に、妹の
千冬にして貰って、
目が大きく見えた目頭切開ラインの
引き方はYouTubeの動画を観て
ちゃんと、千冬が言っていた
バーガンディーのアイライナーも
ドラッグストアで購入したので。

動画を思い出しながら、
目頭に切開ラインを入れて行く。

ブリリアンレッドのニットに
くすみイエローと
ブラウンとベージュの
チェックのロングスカートを合わせて。

髪の毛は…ちょっとだけ巻いて、
ラフに崩してほぐした
くるりんぱにして。
ソックスブーツとお揃いの
ベージュのベレー帽を被った。


/ 1757ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp