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12歳年下の彼に溺愛される話

第14章 決戦は土曜日に…




2023年12月16日…

アラームの音で目を醒ました。

来てしまった…んだ…この朝が…。

12月16日の土曜日の朝を迎えていた。

巴が自分の

スマートフォンの日付を

確認するも日付は12月16日だ。

はぁ…と

巴がスマートフォンを持ちながら

ため息をついて。

「起きて…用意…しないと…ね…」

自分が寝ていたと言う形跡が
しっかりと残ってるので、
今から妹が来るし、綺麗に整えて。
センターラグの上に置いていた、
ビーズクッションの猫ちゃん達を
綺麗に並べ直して置いた。

歯磨きをして、朝ご飯に

昨日の夕食の薬膳粥を食べて。

妹からLINEが来ていたので、

内容を確認すると…。

どうせ…今から何か出来ないかって

私の性格だから考えてるんだろうから。

時間をかけていつも5分ぐらいで

済ませてそうな洗顔にでも

ここのサイト見て、時間掛けといてと。

どこかのサイトのリンクが、

LINEに貼ってあって。

お湯でもなく、水でもない、
ぬるま湯で顔を洗う
洗顔方法…のサイトだったんだけど。

まだ…顔は…あんまり早く洗っても

妹が来てからで良いかと思ってたと言ったら。

だったらそのまま、

顔は洗わずに待ってろと言うので。

そのまま家の事をしながら

妹が来るのを待っていると

妹が来てくれたのだが。

まずは…前髪を…ヘアバンドで上げて。

『じゃあ、用意出来たら
まずは手を洗うのが先ね』

「手、洗えば良いの?」

言われるままに、先に手洗いをすると。

たかだか自分の顔を

洗うだけなのに…なんか緊張する。

『手が洗えたら、ぬるま湯で予備洗いね』

予備洗い、という事で

軽くこすったりしないで

33度ほどのぬるま湯でパシャパシャと洗う。

それが済んだら、洗顔フォームを

泡立てネットを使って、しっかりと

もこもこの泡が手を逆さにしても

泡が落ちない様なキメの細かい泡を

たっぷりと泡立てる様に言われて

ネットで泡立てて居ると。

『そうそう、巴姉
凄いいい泡できてるよ。その調子』

洗顔フォームを
ネットで泡立ててるだけなのに、
妹に拍手で褒められてしまった。


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