第12章 12月12日の火曜日
ビクビクっと…大きく
脈打ちながら、射精していて。
口の中に…吐き出された精液が…
余りにも勢いが良すぎて…
思わずむせ込みそうになりながらも。
チュウッっと…口をすぼめて…
更に…彼の射精を促した。
『んっ…ぁ…っ…、あっ…ッ…』
グイっと彼に腰を押し付けられて、
まだ硬さのあるペニスを
喉の方に押し進められる。
「んぐ…っ…んんっ…!」
『……――ッ!…ハァハァッ
巴さんッ、…うぅ、ッ…ハァ…ッ』
更に喉の奥に…精液を吐き出されて。
またむせ込みそうになりつつ。
少しずつ口をすぼめて行って。
チュウ…と尿道の中に
残っている分の精液を
一滴残らず吸い上げる様にして。
圧を掛けて吸って行くと…。
ちゅぽん…と…音を立てる様にして、
余韻を残しながら、亀頭から
巴が自分の口を離すと。
そのまま…もぐもぐと…
口の中に出された物を…
舌を動かしながら一ヶ所に集めて。
生臭さにも似た独特の臭いが
自分の鼻腔に向かって抜けて行くのを
巴は感じながらも
…ゴクリ…とそれを…飲み込んだ。
『ちょッ…巴さん…
もしかして、
今、僕が出したやつ…
の、飲んじゃったんですか?』
「え?…飲んじゃ…ダメだったの?
港斗君の…だから…吐き出しちゃうの
勿体ないなって…思った…から…」
『いや…その…飲んで貰うのは炎
ある意味…男のロマン…的なのは…
あるにはあると思うんですけど…。
そ、その…嬉しいには…
嬉しい…ですけど…ッ』
そう言いながらそのまま…
センターラグの上から
立ち上がらされてしまって。
洗面所までエスコートされて行くと。
歯磨きのコップに水を汲んで
彼がこっちに渡して来るから
私に口をゆすいでうがいをしろって
いう意味…なんだろうけど…。
『巴さん…変な味とか…
口の中に残ってませんか?
と、とりあえず…口…綺麗にして下さい』
キョトンとした顔を巴がしていて。
「港斗君の…なんだよ?
汚く…無いよ?不思議な味だけど…」
『とりあえず、口ゆすいだら
あっちに戻って…、今度は
僕に…巴さんにお返しさせて下さい』
コップに汲んで貰ったお水で、
うがいを3回ほどすると
彼からお許しを頂いたので。