第10章 12月3日の日曜日
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2023年12月3日…
AM 3:15…
そのまま…終わった後も…、
彼と、繋がったままで。
寝落ち…してしまって居た様で。
ブルっと…寒さを感じて身震いして
巴が目を醒ました。
しっかりと…自分の中に彼が
在る…感覚がしていて…。
あのまま…寝ちゃってた…んだ…。
しっかりと…彼の腕に
身体をホールドされていて。
繋がったままの身体を…
自分で離すのはちょっと、
いや…大分苦労したけど…。
何とか…自分の中から…彼を抜いて。
半勃ち…ぐらいに…なってる
彼のペニスに…半分引っ掛かってる
コンドームの先端の液溜めの中に…。
ちゃんと…精液が溜ってるのを
目視で確認して…ホッと…したのだが。
ゆさゆさと彼の身体を揺すって起こして、
そのままじゃ風邪を引くので
シャワーは朝でも良いから、
パジャマを着る様に促すと。
のそのそと…だるそうに…して
港斗が身体を起こして、
こっちが着てと言ってるのに
私にパジャマを…着せてくれて。
半分眠そうにしながら
彼が自分のパジャマを着て。
そのまま…こっちをぎゅっと
抱き締めて…
寝てしまったみたいだった。
おトイレに行ったり…
お水飲んだりしたかったのに…ッ。
と…思って居ると…寝てるからなのか
ホールドする力が緩んで。
彼の腕からそっと抜け出して、
お手洗いを済ませて、お水を飲んで。
もそもそと…眠って居る彼の横に
潜り込んで体勢を整えると。
巴はそのまま…
眠りに落ちて行った。
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AM 6:37
特に…どこかへ行こうって…
その日は話してた訳じゃないから。
目が醒めたものの、日曜日だし
もうちょっと寝ようかなと…
もそもそと…布団に潜り込んだ時に。
不意に…自分の手に…
彼の…朝勃ち…している…
ペニスが…触れて。
ビクッと思わず…慌てて
彼のその部分から
自分の手を引っ込めてしまったけど。
ドキドキとしながら…そっと…、
彼のペニスに…触れてみる。
「す…凄い…ガチガチになってる…」
ゴクッと…思わず…
固唾を飲んでしまっていた。
昨日の夜に…彼の…コレに
何度…イカされたか……と…。