第101章 ぷち新婚旅行 1日目 淡路島
脱衣場もこじんまりとしていたが
中もこじんまりとしていて。
想像してたよりは空いていた。
系列ホテルの大浴場に湯めぐりを
しに行けるぐらいだから、
淡路棚田の湯やくにうみの湯に
入りに行く人が多いんだろうな。
グラスボートは夜はやってないけど
マイクロバスで湯めぐりの送迎も
してくれるみたいだった。
温泉に浸かった後は、
湯上り処で彼と待ち合わせをしていたので
そこで良く冷えたお水を頂いて
水分補給をしてからクルーザーに戻った。
その後は……、クルーザーの
キャビンの主寝室の
大きなサイズのベットに2人で
一緒に入ってゴロゴロとして寛ぐ。
一緒にベッドに入って
そのままおやすみなさいには
ならないので、段々と
どちらからでもなく距離が近付いて。
ベッドの上でイチャイチャして
夜の時間を過ごしていると
新婚旅行感が…凄いするなぁって。
「でもクルーザーだから
淡路島だけど、海外旅行に
来てるみたいな気分になれるね…」
『巴に喜んで貰って
一緒に楽しめるって言うのが
今回のぷち新婚旅行の
コンセプトみたいなものですからね』
「サービス精神旺盛な
旦那さんと結婚出来て…
幸せ者…だよ…?港斗」
そう彼にお礼を言うと、
スリスリと…彼の身体に
自分の身体をすりつけて。
ちゅっちゅっとキスを
こっちから…彼への
ありがとうと大好きを込めてしてると
いつの間にか…こっちがしてたキスも
こっちがされる方になっていて。
指と指を絡み合わせて手を繋いで
キスを繰り返すうちに、
段々と呼吸が荒くなって乱れて
熱く…熱を帯びて行くものに変わって行く。
「んんっ…港…斗…ッ」
『巴、しても良いですか?』
「んぁ…ん…、んんっ…
ダメ…なんて…言わない…よ」
『巴……』
「んん…ッ…」
キスが…段々と深く…情熱的な
感じのキスに変わって来て、
指を絡めて繋いでいた手を離すと
彼の手が陰列をスリスリと擦って来る。
「んあぁ…んッ…あっ…」
ーーー
ーー