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12歳年下の彼に溺愛される話

第101章 ぷち新婚旅行 1日目 淡路島



窓際の特等席のカウンターは
全長29メートルあって
椅子が2つずつ並んでいて
その間に感覚が取ってあるから
カップルとか夫婦で過ごすお店って
感じ…なんだろうな…ここは。

彼が予約をしてくれていたので
どこも窓際の特等席だけど、
カウンターの席に案内して貰って。

ランチメニューの中から
本日のメインとサラダと
スープとパンがセットになった
メインランチセットにして。
彼も私と同じメインランチセットと
ピザのランチセットを頼んでいて。

アラカルトメニューは夜だけみたいで
ランチは頼めないみたいなんだけど
セットを2つ注文すると
サラダとスープが重複しますが
構いませんかとスタッフの人が
こちらのお伺いを立てて来て。
単品のピザとして通しましょうか?と
彼に尋ねたんだけど、普通に単品で
そのシラスのピザを頼むのも
セットにして頼むのも差額が300円
も無い位の金額だったので
食べられるんでそれでいいですって
彼が返事を返してたんだけど。

多分…元々のランチだけだと
彼には足りないだろうなって
そんなボリュームだったから。
それぐらいで…泳いだ後で
お腹空いたと言ってたので…
丁度いい…ボリュームだったみたいで。

一緒に注文した、淡路島の
レモンを使った自家製のレモンソーダも
シュワシュワして美味しくて。
港斗君は島サイダーを飲んでいた。

ランチの後はフロッグスファームを
ブラブラと散歩して、
港斗君がアイススタンドを見つけて
アイス食べましょうよと言うので
さっき…食べたばっかりだよと言ったら。

僕ダブル食べるんで、カップの
シングルぐらいなら食べられますよと
そんな風に言われてしまって。

淡路島の海の海水で作った
塩のおのころのしずくを使った
塩キャラメルを練り込んだ
ミルクアイスを…お願いして。

彼はサキアのコーヒーを使った
コーヒー味のアイスと、
淡路島のミカン農家の
ミカンのママレードを使った
ミカンアイスのダブルにしていて。

フロッグスファームを後にして、
『ちょっと寄り道して良いですか?』
と彼が言って来て、気にある場所が
この近くにあるのだそうだ。

その場所はさっきの
フロッグスファームから
車で7分程の場所にあった。



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