第100章 2024年8月19日~23日
『明日から…楽しみね…
どこに泊るかとかは聞いてるの?』
「それが…相変わらず…
どこに泊るのかとか
どこに行くのかも…知らなくて…」
港斗君からは…ただ26日に
入籍するだけじゃ寂しいからと
近場で…ちょっとしたぷち
新婚旅行をしましょうよって、
言われてはいるから
有休は言われた通りに2日貰ったけど。
明日の24日から……3泊4日の
ご近所新婚旅行をする予定だ…。
なのは…いいんだけど…、
彼のプランは相変わらず…内緒で
内容が明らかじゃない
ミステリーツアーみたいな感じで。
美咲さんの…手で…癒されながら
エイジングケア効果のある
美容液を使いながらの
フェイスマッサージを受ける。
『かっさって知ってる?』
『マッサージするやつですよね?』
「前に…ヘアサロンで
かっさのマッサージしてくれる
お店があったんですけど……」
『赤くなっちゃったんでしょ?
赤くならない…かっさ板もあるから
赤くなるのは…悪い事じゃないんだけど
やっぱり…彼に見せたくないもんね…』
と…痛くなくて赤くならない
かっさをつかったマッサージをして貰って。
『ほら、こっち側の
ほっぺた…スッキリしてるでしょ?』
と…鏡を見せてくれたんだけど。
確かに片方だけ…フェイスラインが
すっとしてスッキリして
シャープになってる…感じがする。
「あっ、全然…違う…」
『こっちもしてみるわね?』
反対側の顔にも
痛くないマッサージをしてくれて。
かっさでの施術は小顔に
効果があるし、お顔だけじゃなくて
全身できるから
オススメなのよと言っていて。
かっさは今、先生の所に
美咲さんが習いに行っている所で
10月からオプションメニューに
加える予定にしているのだそうだ。
私への顔の施術が終わった所で
今度は背中だけじゃない
背面に美白パックを塗って貰って。
ホワイトクレイを使った
パックはブライトンング効果があるらしい。
塗った後はまた…前の面にも
塗って貰って全身白い泥で
パックをされて。
私はブライダルのコースだから
全身だけど葵ちゃんは
オプションとしてのサービスだから
背中だけねと言っていて。