第100章 2024年8月19日~23日
お休み…大丈夫なのかなと
そんな風に思ってたんだけど
元から主人は…赤日は休みだからと。
そのクリニックは診療は
祝日や日曜もしてるけど
他の若い医師が数人いるから…
お休みは大丈夫なの…と言って居て。
美咲さん…ってなんだか…
お金持ちの奥様感が…
こうお上品な…感じがするなと
そんな風に思って居たら…。
ご主人…は…お医者様でしたか…。
でも美咲さんはエステティシャンで
ご主人は美容整形って、
女性の美に関する仕事をしてるのは
ご夫婦で…一緒なんだなぁっと。
エステでは出来ない事が出来るのが
美容整形の領域だから、と
美咲さんは…そうご主人の仕事の事を
そんな風に話していて。
『でも…大丸のビアガーデンの
お話とか聞いてたら…大勢で
わいわいするのも…楽しそうだわ。
うちはいつも…フレンチレストランで
主人とふたりだけとか…が多いから…』
と…9月の淡路島の双子の
別荘行きを楽しみにしてくれている様で。
双子には主人のクリニックと
私のサロンの特別優待券…渡すわねと。
あの双子だったら…その優待券を
渡して喜びそうな相手は
沢山居そうなので……と思ってたけど。
今は…男の人も…髭を脱毛したりとか
メンズエステに通ったりするから
本人が…使うって事も…あるのかも?
と…今度はこっちが
施術をして貰っている間に
巴はそんな事を考えていて。
『それよりも…、友坂さんは
もう…入籍したんだったかしら?
それとも…これから??』
彼との入籍は…26日で
24日からちょっとした
ぷち新婚旅行を近場ですると話すと。
『あら~ん、もうちょっとじゃない。
じゃあ…結婚式はまだだけど、
特別に…ブライダルエステを
1回無料で友坂さんへの
お祝いにプレゼントしちゃうわ』
美咲さんのサロンのプランは
半年…の6ヶ月かけて
じっくりと準備するプラン。
それから3ヶ月、1ヶ月と
直前の4種類あるらしくて。
予算とかスケジュールを相談して
どんなトリートメントを
して行くかの
スケジュールを決めるらしい。
『巴さんは…蛯名さんと一緒に
元々マメにうちに通ってくれてるから、
そんな早くからじゃなくてもいいわよ?』