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12歳年下の彼に溺愛される話

第92章 彼のお誕生日



ジュブッジュブッ…

ジュボッ…ジュボッ…

気持ち良くなり過ぎちゃって、
頭が…馬鹿になったみたいに、
気持ちいいって言いまくって
彼の名前を呼びまくって。

好き好きって…何度も…言いながら。

イってイって…イってしまっていて。

「あああぁんっ、イイッ…
またッ、イッちゃう…んんっあああ
あああっ、あ、あああああ~~ッ!」

『巴…、巴ッ
好き…ッ…好きですッ…』

「あああん、好きッ…好きッ…
あっ、ああぁ、ん、
あっ、あああっぁあ――ッ!!」


ーーーー
ーーー
ーー


…と…こんな風に…彼の

お誕生日の…日の夜は更けて行って。

気が付いたら、

翌日の11日になっていた。

終わった後に眠ってしまってたらしく

気が付いたら彼に腕枕されて居て。


『11日になっちゃいましたね…?』

「そっか…、
日付…変わっちゃったんだ…」


7月10日の…港斗君のお誕生日が
いつの間にか…終わってしまっていた。

『終わっちゃいましたね…誕生日』

「うん、終わっちゃったね…」

『そう言えば…なんですけど…、
巴さん、…巴さんの
誕生日…いつなんですか?
付き合う様になってから、
そんな話…全然聞いてないし
してない気がするんですけど…』

自分の誕生日は…
終わってしまったから
私の誕生日を次は祝いたいと
彼はそんな風に考えているみたいで…。

今まで…彼とは、去年の8月から
お付き合いを始めたけど、
そんな話題になってないと言われて。
私の口からいつが誕生日か
何も聞いてないと言われて。

それも…そのはず…なのだ…、
だって…私は彼に…自分の年齢は
教えたのは教えたけど…
自分の誕生日は教えていない……。

「その事…なんだけど…ね…」

『あの、もしかして、
今年の巴さんの誕生日…
終わっちゃってたんですか?』

「いや、それは…まだ…なんだけど
その…あの時…私が…
自分の誕生日の話がね…
出来なかった…理由…なんだけど…」

私と彼が交際を始めたのは
もうすぐ一年前になる…
去年の8月26日の…事で…。

「私の誕生日はね…9月1日なの…。
その…付き合い始めたばかりだったから
その……誕生日って言うのも…なんか
その…言いにくかった…んだよね…?」



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