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12歳年下の彼に溺愛される話

第87章 沖縄旅行 3日目



駐車場に戻って来て、
私が運転をしたいと
彼に申し出ると、OKが貰えて
レンタカーの運転席に乗り込むと
彼がナビを次の目的地にセットしてくれた。

今度は私がハンドルを握って
レンタカーで名護を北上して
20分程車を走らせると。

次の目的地である
オリオンハッピーパークに到着した。


ここでは…オリオンビールの
製造工場の見学と試飲ができる。

10:30からの見学を
彼が予約してくれたみたいで。

私達と同じ時間の回で
工場見学をする予約をしてる人が
ロビーに集まって来て居た。

ロビーには大きなビールの
仕込み釜のオブジェがあって
その前で写真を撮ったりして
色々と書いてあるパネルを見ながら
案内が始まる時間まで時間を潰して待つ。

工場自体は
東京ドーム位の広さがあるけど
工場見学のルートは各製造工程を
効率よく見学が出来る様な
コースになっている。

昭和40年代のビールの小売店の
まちやぐぁを再現した
オブジェもあったりして。
見学は料金はお1人様500円で、
見学が35分に試飲が20分程で約1時間だ。

缶にビールを詰めるラインとかも
見る事ができるのだが、
そのパッキングの速さは1分に1200本。

ビール製造能力は年間で
7万2000キロリットル
と言う説明されても量が多すぎて
全然ピンと来ない数字だったんだけど。

オリオンビールはサステナブルにも
力を入れていて、ビール製造で発生す
る年間約5200トンの排出物は、
その100%が再利用されているのだそうだ。

ホップやモルトの麦芽粕は
飼料や堆肥として使用されていて、
ブランド牛の飼料や、地元の
高級魚として知られているミーバイの
飼料にも…利用されているのだとか。

工場見学の後は、出来たての
オリオンビールを試飲できる。
アルコールが苦手な人や、
ハンドルキーパーの為に
ノンアルコールや、ソフトドリンクも
用意されているので、しばし
運転手である彼には…申し訳ないが。

お許しを頂戴してから、
このお時間からビールを2杯頂いて。
ショップではグッツが色々と
売ってあったので、お揃いで
オリオンビールのTシャツを購入した。




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