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12歳年下の彼に溺愛される話

第87章 沖縄旅行 3日目



これが灯台なら上るんだけど、
海中に伸びているので
かなり狭い螺旋階段を降りて行く。

降りた先も20人ほどいたら
謝りながら通らないと
無理そうなほどの広さで。

水深は5メートルほどなのだそうだ。

小さな丸い窓が高い位置と
小さな子供用なのか低い位置にあって。
その窓から海を覗く感じになる。

餌付けでもされているのか、
窓の周りには小さい魚が沢山居て。

『あ、ここ…ニモが居ますよ』

さっきまで小さな子が覗いていた
窓の外には…ネットの中に
カクレクマノミが数匹泳いでいて。

丸い窓のカメラを合わせて
色々な魚の写真を撮った。

ツノダシやチョウチョウオ、
オヤビッチャとか言う名前の南国らしい
感じのお魚を見る事が出来た。

海中展望塔に続く橋の上から
下に居る魚に橋の上から
あげられるエサも売っていたから。

『折角ですし、エサあげてみませんか?』

「うん、あげてみたいな…」

そこで待っていると、
彼がエサを買って戻って来てくれて。

上から見ると割と高さがあるんだけど
下に居る魚にエサをあげると
エサを撒いた辺りに魚が集まって
池の鯉にエサをあげた時と
同じ様になっていて。

それを…彼が動画で撮ってくれていて。

『めっちゃ魚、集まってますね…』

「うん、凄い勢いだね…。
港斗君もえさ、あげてみて」

交代しながらエサやりをして、
その後はまた元来た道を戻ろうとしたら
赤いバス…みたいなのが…目の前に来て
ぞろぞろと数人バスから人が降りて来る。

運転手さんに乗る様に声を掛けらえて、
そのままその赤いバスに乗り込んだ。
入口の方まで無料送迎して貰えるようで
帰りは無料送迎バスで入口まで送って貰った。

『もう戻って来れましたね、
帰りは楽ちんでしたね…巴さん』

「結構…広いもんね…歩いたら…
あ、私にも運転させてよ…」

『良いですよ、じゃあ、ナビ設定
しますんで、次の場所までお願いします』


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