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12歳年下の彼に溺愛される話

第85章 7月7日 夜編



『ついでにちょっとだけ…
悪い事…しちゃいましょうか…?』

そう言ってちゅ…と…葵にキスをした。
普段の僕なら誰かに見られる様な
こんな廊下の…真ん中でキスしたりは
絶対…に…できないけど…。
その時の…僕にはそれが自然に出来て…。

ちゅ…ぅ…とキスをしてる内に
深いキスを求めあいそうになって。

『んんっ…壮太サン…ダメッ…』

『部屋で……?』

セックスする前よりも…
何倍にも…葵さんの事が
好きになっている自分が居て。

好きと可愛い…で
求めたい気持ちが…暴走しそうだ。

自分達の客室に戻って来て、
ソファに並んで座って
一緒にスポドリをシェアして飲んだ。
ソファで…イチャイチャしてキスを
何度も…求めあいながらして…居て…。

『お風呂…一緒に入りますか?』

『はい、一緒に入りましょう』

イルミ―ネーションの綺麗な
明石海峡大橋を眺めながら
一緒にジェットバスに浸かって…
2人だけの甘い時間を過ごした…。



ーーーー
ーーー
ーー



2024年7月7日 

PM 11:15…

沖縄 那覇… 

巴&港斗side


『あの2人…無事に…
し終わったんですかねぇ?』

「えっち終わった?って
LINEするのも…野暮じゃない?
イチャイチャしてたいだろうし…
流石に…この時間だし…
するにはして、終わってるだろうけど…」

ゴロゴロと全裸のままで
大きなベッドの上を転がって
スマホのLINEをチェックしている
港斗の方へ巴が移動する。

『LINE…やっぱり…無いですねぇ…
まぁ…それを報告するのも…、
変と言えば…変だし……』

うつ伏せになって
自分のスマホを見ている
港斗の身体に巴が圧し掛かると。
スマホを見ている港斗の
頭の上に自分の顎を乗せて
グリグリと顎を押し付ける。

「ねぇねぇ、港斗く~ん。
折角沖縄まで来てるんだからさぁ…」

後ろから腕を回して
クンクンと港斗の後頭部に
自分の顔を沈めて、
頭皮の匂いを確かめる様に嗅ぐ。

『んも~、巴さんは…
ホント、可愛いんだからぁ~。
自分の事を…僕に構って欲しいんですねぇ?』

「そっ、そうだよ…。
スマホ見てないで私に、
構ってって言ってるんだよ…悪いかっ」



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