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12歳年下の彼に溺愛される話

第82章 2024年7月7日



一晩かけて冷蔵庫の中で
水出ししたデカフェ紅茶は
香りや色合いは普通の紅茶に比べると
物足りない感じがするが。

その中にクエン酸を入れて溶かして
そこにお塩をちょっと入れて…
熱中症対策しながら疲労回復出来る
カフェインを気にせずにゴクゴク飲める
クエン酸入りアイスソルトティーになる。

朝食を済ませると後片付けをして
シャワーを浴びて身体を流すと、
ボタニカル柄のノースリーブの
ワンピースの上にシアー素材の
半袖トップスを重ねる感じの
今の流行も…抑えた感じの物で。
リゾート感もあるから…あの
須磨シーワールドの辺りの
海辺の辺りの…雰囲気とも合うかなって。

足元は白のスポサンで、
カシュカシュのカゴバックを合わせた。

このリゾート感のあるコーデで
すっぴんなのが恥ずかしいから
メッシュのネックガードを
ぐいっと上まで上げて顔まで隠して。
更に帽子を深くすっぽりと被れば
警察とすれ違ったら止められそうな
犯罪する人みたいな…感じになる。

玄関の所で靴箱の上の鏡を見ると、
どうみても不審者の出で立ちでしかない。

『……これ…通報されたりしないかな?
不審な人物を見かけたって…言われそう…』

自分の車で垂水駅まで行って、
美咲サンのサロンへ向かった。
小林サンとの待ち合わせは
垂水駅に9時なので
美咲サンには…フェイス40分
ボディ50分の駆け込みコースで
どっちかだけ…に出来なくて
90分のコースで…両方出来る感じで
営業時間外に特別にエステをお願いした。

着替えとかする…時間があるから
6時にサロンに来てねと言われていて。

サロンに着くと、
美咲サンが出迎えてくれて。
私の…不審者の様な出で立ちに
噴出し笑いしそうになっていたのだけど…。

中に入る様に促されて、サロンに入ると
使い捨ての茶色のショーツと
ガウンに着替えをする様に言われて
着替えをして出ると。
ハーブティーを淹れて貰って
アロマの香りのするフットバスで
今日のコースの内容を打ち合わせをする。

『じゃあ…、あっちの
施術室の準備が整うまで
ゆっくり…
フットバスでリラックスしててね?』

『はぁ~~い、わかりました~』


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