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12歳年下の彼に溺愛される話

第81章 2024年7月6日



10時過ぎに家を出て…
お目当ての…ジュエリーショップに
彼と一緒に向かった。
2軒目のお店で気に入ったのがあったので。

結婚指輪にする
イニシャルや日付の刻印を
どんな文字を彫って貰うのかを
考える方に時間が掛かってしまって。

ランチをしようと思ていた
カフェマムーニアには
待ちが数組出来ていたから。
名前を書いて、外に並べてある椅子に座った。

席が空くまでの間彼と
話をしながら待っていた。
会話の話題はもっぱら、
来月の8月の頭に予定している
両家の顔合わせの様な食事会の事だ。

お互いの家の中間の場所…で
する…予定にしているんだけども…。
中間と言うと…三宮なんじゃないかって。

『あの辺のオークラとか…、
オリエンタルホテルとかの
レストランでも押さえておきましょうか
それか、ハーバーランドの
中納言で個室押さえましょうか?』

そう言いながら…めぼしい場所を
ピックアップして調べてくれて。
ホテルオークラの和食のレストランの
個室で顔合わせのプランがあるみたいで。
そのプランを彼が予約してくれた。

『沖縄は旅行中はずっと晴れの
予報で良かったですね…巴さん』

来月の顔合わせの食事会の
場所も決まったので、
彼の頭の中は明日からの沖縄旅行に
もうすでに切り替わっている様で。

「双子にもお礼をしないとだけど、
港斗君のご両親にもお礼をしないと…」

『でも、うちの両親は
普通のお土産で良いと思いますよ?
だって…僕の、誕生日のプレゼントですし』

そう今回の沖縄旅行の旅費は
その殆どがご両親とおじい様おばあ様からの
彼へのお誕生日プレゼント…だったので。
プレゼントに対して、お礼をするのは
おかしいと言う…考えになるのは…
確かに妙な…話なのかも…知れない。

LINEの通知音が鳴って、
LINEを見るといつもお世話になってる
美咲さんからで、いつもは土曜日は
サロンはお休みなんだけど
蛯名さん…葵ちゃんがお願いしたから
そう言う事ならと、特別に
その時間にサロンを開けるから
一緒にハーブ蒸ししに来ない?って
そんなお誘いだったんだけど…。
15時から2時間だけのオープンだから
来れそうだったと言う事だったので。


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