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12歳年下の彼に溺愛される話

第81章 2024年7月6日



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2024年7月6日

いよいよ沖縄行きが明日になって、
その日は…最終的な荷物のチェックとか
家の掃除とかをしていた。

今日はランチがてらに三宮まで
結婚指輪を選びに行く事になっている。

リビングの掃除機を掛けていたら
玄関のインターフォンが鳴って、
宅配業者さんが港斗君が注文していた
あの坪庭に置くプールを
梅雨が明けたら買うと言っていたけど
今日の午前中の指定で
注文していたみたいで。

『巴さん、ほら、これ、
来ましたよ。我が家のプール』

「プール…注文してたんだ……」

『はい、今日の午前中到着で
指定してたんですよ。
来月…あのふたりも
ガーデンナイトプールパーティー
来たいって言ってたんで』

「と言うか…なんか…多くない?」

家に届いた箱が多い気がして。
プールの上に浮かべたり
沈めたりできる感じの防水の
ライトも買うとは言ってたけど。
それの割には…大きな箱が届いていて。

『ああ、こっちは…ハイネケンの
5リットルの樽です、で、こっちが
コロナのバケツ付きの8本入りです』

もう…彼の中で梅雨が明けて
他の4人の都合が合えば
ガーデンプールパーティーを
する気満々なんだろうなぁ…って。

「そう言えば…さ、明日の話なんだけど
空港まではどうするの?」

『ああ、ライト、アルトの双子が
相場の半額で送迎してくれるって言うんで
お願いしたんですよ、時間早いんですけど
行きも帰りも送迎してくれるみたいなんで』

あの双子って…色々とプライベートも
忙しそうな感じだけど。
女の子と一緒だからダメって
言われたりとかしないのかなぁ?
まぁそうなればそうなったで、
普通にポートライナー使えば
いいだけの問題だろうし…。

プールを広げて、破れが無い事を
彼は確認しているみたいで。
確認が終わったのか綺麗に畳み直していた。

「プール…大丈夫そう?」

『ええ、プールは問題なさそうです。
後、今からシャワーするついでに
僕、風呂の掃除して来るんで、
巴さんは
支度して待ってて貰えませんか?』

「うん、ありがとう。港斗君。
そうさせて貰うね…?」



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