第5章 芸術の秋…とかしてみたり
昔からかなり…
妹の千冬はモテて居たし
年齢だって私よりも5歳年下なのだから。
港斗君とは7歳差になるけど。
妹は…年齢よりも若く見られるから。
港斗君と同世代位に見られる事も多い。
『でも…あの、妹さんにも
良い出会いがあったようで
良かったですよ、本当に』
流石に…日曜日も泊まったし、
水曜日にもお邪魔させて
貰うつもりなのでと。
その日は…私がトレーニングを
終わった後も、港斗君はまだ
もうちょっとしてから帰りますと
彼は言って居たので。
10月の2日は…
彼とは、そのままジムで別れて。
10月4日の水曜日に、
何時もの様に一緒にトレーニングをして。
何時もの様に、その近くの居酒屋で
ビールを1杯だけ飲んで。
『いつも…巴さんの
家に泊ってばっかりだし、
今夜は…僕の部屋に泊まりませんか?』
「えっ…でも…、何も
着替えも…持って来てない…ので」
『このまま帰りに取りに行けば
良いじゃないですか。
巴さんの家まで。
って言いたい所ですけど、急ですし、
次の水曜日にしましょうか?』
今日は泊まれる用意をしてないと
こっちが言うと、
じゃあ、次の水曜日にと言われて。
今日は…港斗君が家に
泊まりに来る事になった。
とは言っても…、
水曜日は仕事が済んでからジムで
一緒に汗を流して、1杯飲んでいるので。
帰る頃には割といい時間になって居るし、
翌日はお互いに仕事があるので。
水曜日は…えっちは1回だけと言う
私と港斗君との間に
暗黙のルールが出来て居て。
ーー
ーー
ーー
「あっ…ん…っ、はぁ…んッ
あんっ、港斗…君ッ…」
『いつまでも…ティッシュケースに
ゴム隠しとく訳にも行きませんし、
サイドテーブルも買いましょうか』
「んんっ、はぁ…ゴム…ッ…」
と、今度は
この脚付きのマットレスの所で。
コンドームを入れたりするのに、
普通のベッドみたいに枕元の
ベッドボードの部分がないから。
いつまでも木製のティッシュケースを
使うのもねと港斗が言って来て。
「でも…色々、んはあっ、
んっ、ぅ、買っちゃってばっかり…ッ」