第75章 2024年6月8日
この姫路の御座候…は
ちょっとした手土産とか
さし入れみたいにして喜ばれる品で。
兵庫県内にもいくつか店舗はあるが、
百貨店の…袋に入って…、中から
あの御座候の紙の入れ物が見えると
テンションが上がるのである。
今川焼とか…御座候と名乗らない物は
スーパーのお店の前とかで買えるけど。
御座候には…チョコとか
カスタードとかの味は無くて
赤あんと白あんの2種類だけだ。
赤あんと白あんを3個づつ購入して
専用の入れ物に入れて貰った。
出来たてのアツアツを頂くのが
一番美味しい御座候だが、
レンジで軽くチンしてから
オーブンで軽く焼くと
中はホクホク、外はカリッとして
お家でも美味しくリベイクできる。
姫路のリバーシティからは
下道を通って1時間20分ほどで
垂水にあるテラスハウスまで戻って来る。
お惣菜を色々と…買って来たから
入れ物のままだすのも味気ないし。
お皿に冷たいものは
そのまま盛り付けて
温める物は温め直して。
冷凍庫のストックしている
白ご飯も解凍して食べられる様にした。
お惣菜のサラダも…こうして
サラダボウルに盛り直して
成城石井のドレッシングをかけると
なんかこう…ご馳走感がでるよなぁって。
『巴さん…
夕飯の後の相談なんですけど…、
キッチンが良いですか?それとも
リビングのソファが良いですか?
それとも…お風呂場が…
良いですか?どうしますか?』
そう…彼がこっちに尋ねて来て
今日のえっちはどこでするかの
そんな相談…なんだろうけど…。
『ああ、そうだ偶には……、
ちょっと刺激的にテラスも良いですね…
ベランダで…ビール飲んで
そのまま…ベランダでちょっと
えっちな事しちゃいましょうか?』
「ええええ~?テラス…でッ?」
このテラスハウスのリビングの奥には
洗濯物を干したりできる程度の
3方を塀に囲まれた小さなお庭がある。
人工芝とウッドデッキになっているので
一応…芝に降りるのに、クロックスを
置いているけど。大きさと
周囲を塀で囲まれてるから坪庭と
呼ぶのが…ピッタリな感じなのだけど。
『ちょっとだけ…なら
えっちな事しても、…バレませんよ?』
塀に囲まれてるから覗かれるとか
誰かに見られる心配もないですしと
そう彼が言って来て…。