第72章 淡路島の夜
「んはあぁ、んっ…んんっ
ぁ、あぁ、あぁっんッ…」
ゆったりとした…浅いピストンを
彼がして来て…もっと…彼が
自分の深い場所の…奥まで欲しくて
自分から彼の腰に自分の足を絡めて
足で腰を抱く様に絡みつかせると
自分の腰を押し付けて揺する…。
『……巴さんッ……そんな
風に…されちゃたら…、僕も…
ゆっくり…してられ…ませんよ?』
唇を強く押し付けられて
濃厚なキスを交わしながら
ズンッっと奥まで押し込まれる。
バチュンッ…バチュンっと…
大きな音がする激しさで
イキナリ……パワフルなピストンを
されてしまって…。
「んんんんっ!!はあぁあああんッ!
ダメえぇ…えぇっ…、やあぁッ
んんっ…港斗…君ッ…激しッ…ンんッ」
バチュンッバチュンッ…と
容赦なく楔を奥に打ち込まれてしまって。
一気に快感が自分の中で
加速して膨れ挙げてはじけ飛ぶ。
「んッんんん゛ん―――ッ!!!」
こっちが…イってしまってる
最中も腰を打ちつけて来る
速さも強さも緩めてはくれないから…
そのまま…また…山を…下る暇も
与えて貰えなく…て…上って行く。
「んあああっんんっ!!
あはあぁあ、あ、あっ
やあぁ、イクッ…ぁああぁっ
んああああぁああ゛――――ッ!」
グイっと…こっちの口を彼が
手で塞いできて、ズブズブと…
ピストンを少しだけ緩めて来て…
隣の部屋の…方に耳を澄ませている様で…。
『巴さん……んっ、
僕も…悪いですけど…ッ、
そんな大きな声…は、今は
出しちゃ…ダメですっ…て』
「んんぅ…ふ、ぁ…はぁ、だってぇッ
き…気持ち…良すぎてぇ…声…でちゃうッ…
あぁっ、んんんんんぐっ…ンん―――ッ!!」
グイっと…こっちの膝を持ち上げて
畳むようにして屈曲位になると
ゴンゴンと…奥を彼のが亀頭が
ピストンの度に容赦なく
奥の子宮口を刺激して来て。
目の前も…頭の中も…
強烈すぎる快感に真っ白になってしまう。
喘がない様に…キスで口を塞がれて
バチュンッバチュンと…彼の
激しいピストンを受け入れるままに
声を…くぐもらせたままで…
イク…事しか…できなくて…、
喘ぎたいのに…喘げなくて…
自分の中の…快感の爆発を…
押し殺したままに与えられて…。