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12歳年下の彼に溺愛される話

第5章 芸術の秋…とかしてみたり



今までの…が100なら…
100が120、
150…200って…

ドンドンそれが…
一気に駆け上がって行く。

もうこれ以上…は
気持ち良くなれないって
そう思ってるのに…。

まだ…もっと
自分が…感じる事が出来て、
気持ち良くなれるんだって…。

今までの知って居た世界と
自分が知ってる世界が
まるで別の物の様に変わって行く。

「んあぁっ、変に…なっちゃう…ッ」

『良いですよ…、
巴さん、変になっても…』

「でもっ…、あぁんっ、
気持ちいい…の…、あんっ
と、…止まらない…の…ッ」

ズクン…と自分の中に在る
彼の存在が…存在感を増した様な…。
圧迫感の様な物が増した感じがして。

『巴さん…、今のは…ッ
僕を煽った…巴さんが…
全部…悪いんですからねっ』

「へ…?へ…?
…何っ?んっ、あっ、あああぁんッ」

繋いでいた手を開放されると、
グイっと左右に大きく
足を開かされてしまって。

そのまま激しく、
腰を奥に打ちつけられてしまって。
目の前が真っ白になって行く。

「ああっ、あぁんっ、
あっ、あっ、あぁ、あぁ…ッンッ」

『巴さんッ…、
……っ、ハァッ、巴さんッ…、
イっても…いい…ですか…?』

雄介さんは…、こっちに
自分がイってもいいかなんて…
一度も聞いてくれた事なんてない。

自分が…出したい時に
こっちにお構いなしに…出すだけで…。

こっちが…もう少し
このまま…してたいなとか、
繋がったままで居たいなって思っても。

出すだけ出したら、
さっさと抜いてしまって。

ゴムを外して、ペニスを
こっちの顔の前に持って来て
口で綺麗にしろって言って来る。

ズキッと…自分の胸が痛んだ…。

彼に愛される度に、
愛されてると
思い込んでいたあの頃の
記憶が邪魔をして来る。

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