第67章 秘密の場所
優越感と言うよりは……
昨日の紫苑さんの事もあって
なんだか…もやもやとしてしまう。
彼と…奏多君と奏多君のお友達2人と
それから紫杏さんの旦那さんと、
紫門君は…マリンスポーツを楽しんでいて。
浩一さんと港斗君のお父さんの浩輔さんと
それから奏多君のお友達のお父さんの3人は
既に…ビールで乾杯をしてお酒を楽しんでいて。
亜希子さんに声を掛けられて、
クルージングも楽しめるらしいので。
紫杏さんとおちびちゃん2人と、
亜希子さんと私、
それから奏多君のお友達のお母さんと一緒に
クルージングを楽しんで…。
気になったのだが…浩一さんの
奥さんって…昨日も居なかったな…。
亜希子さんに聞いたら、
今日の夜には合流すると言う事らしい。
クルージングを終えて戻った頃には
丁度お昼を食べるのにいい位になって居て。
コンテナハウスの2階が貸し切りに
出来るスペースになっていて。
ジャグジーやソファのあるゴージャスな
印象のあるレンタルスペースで
映えは間違いない…雰囲気で
海の見える絶景のロケーションになっている。
バーベキューコンロも設置されているけど
ケータリングでシェフの人が焼いてくれる
私達は焼いて貰ったのを食べるだけの
お金持ちらしい…バーベキューで
美味しいステーキも…なんだけど、
厚切りの牛タンも美味しかったんだけど。
バーベキュー以外のメニューも充実してて。
驚いたのは…ドリンクも飲み放題になってて、
その上…デザートバイキングまで…
オプションで出来るのよ~と
嬉しそうに亜希子さんが言ってたけど。
こう…ワンランクもツーランクの…
上の…ケータリングサービスだよなと
そんな風に思いながら。
お昼ご飯の後は、片付けもしなくていいので
彼が一緒にサップボードをしようと
私に声を掛けて来てくれて。
サップボードをレンタルして貰って。
まったりとしたマリンスポーツを
彼と一緒に楽しんで…。
16時までの貸し切りの時間を
コーラルパークで過ごして、
彼のご両親と…皆さんにご挨拶をして
自分達の車に乗り込んで、
西宮から垂水を目指した。
……と言うのが…私と彼の
GWの…前半の過ごし方…だった。
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